ごあいさつ

2018年8月1日


京都透析食腎臓病食研究会
会長 川手由香
(京都桂病院)
 当研究会は昭和48年2月に発足し、血液透析患者の食事管理に関する研究を行い、その成果を治療に反映させることを主たる目的として「京都透析食研究会」として活動を開始しました。

主な活動は、京都市・京都腎臓病患者協議会と三者主催で毎年開催している透析患者さんを対象とした「透析食講習会」で、平成29年で45回目を迎え、受講者は累計3,500人を超えました。

また、当研究会の会長は昭和54年に設立された京都腎臓病総合対策推進協議会の理事を務めることになっており、腎臓病をはじめ糖尿病の専門医や薬剤師などの多職種とも連携を図っています。

このような長年の活動が評価され、平成28年2月に京都府知事表彰を頂戴いたしました。これもひとえに会員施設および関係者の皆様のご協力とご理解のおかげでございます。本当にありがとうございます。
 昨今の超高齢化社会に伴い8人に1人が腎臓病を有する時代になりました。また糖尿病の重症化を予防し透析療法へ進展する患者を減らす国をあげたプロジェクトも始まっています。
食事療法は腎臓病および糖尿病性腎臓病の重症化予防の最も重要な療法の一つです。透析期も含めた腎臓病で苦しむ患者さんやご家族を一人でも少なくするために、そして高齢化に伴う腎臓病患者さんの低栄養対策まで広げた研究を行うために、平成30年10月から「京都透析食腎臓病食研究会」と名称を改め、今後も活動を行っていきたいと考えています。

会員は主に京都市内を中心とした血液透析を有する医療機関に勤める管理栄養士ですが、勤務先、職種は問わず、どなたでもご参加いただけます。毎月1回月例会を平日の午後に京都市内で開催しています。

管理栄養士、栄養士、調理師の皆さん、私達と一緒に透析期及び腎臓病の食事療法に関する研究を行いませんか?

ご興味のある方はご連絡頂ければ幸いです。


[参加会員の一部]

京都桂病院

京都第一赤十字病院

桃仁会病院

洛陽病院

京都栄養医療専門学校

など


[関連団体の一部]

京都腎臓病患者協議会

など


問い合わせ yuka-kawate@katsura.com (宛先:京都透析食腎臓病食研究会 会長 川手由香)